2009年 年次総会
国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループの年次総会には毎年、中央銀行総裁、財務・開発大臣、民間企業の幹部、学会の専門家などが集まり、世界の経済の見通し、貧困撲滅、経済発展、そして援助の有効性など世界的な課題について話し合います。年次総会は世界のメディアで広く報道されると共に、シビルソサエティ(市民団体・組織)には国際的な場で政策担当者との意見交換の機会を提供しています。 |
開催時期、場所、参加者
2009年の世界銀行グループ・IMF総務会の年次総会は、2009年10月6日・7日の両日、トルコのイスタンブールで開催されます。総務会は、加盟国1カ国につき1名の総務より構成されており、通常、財務大臣または中央銀行総裁、あるいは開発担当大臣がその任に就きます。年次総会では、総務会が両機関の今後の業務を巡る主要な政策事項について決定を下し、その後各理事会がその決定を遂行していきます。
年次総会に先立ち、IMFの政策諮問機関である国際通貨金融委員会(IMFC)及び、開発関連事項に関する協議と合意形成を促進する世界銀行・IMFのフォーラムである合同開発委員会の会合が開かれます。IMFCは10月4日(日曜日)に、合同開発委員会は翌5日(月曜日)に会合を行います。これら会議の後に発表される声明は、双方の理事会にとって重要な指針となり、メディアにより大々的に報道されます。
年次総会は通常、2年続けてワシントンDCのIMF及び世界銀行の本部で開催され、3年に一度加盟国で開催されます。過去3回の加盟国での年次総会は、シンガポール(2006年)、ドバイ(2003年)、そしてプラハ(2000年)で行われました。2009年の年次総会はトルコで行われますが、同国での開催は2度目となります(1度目は1955年、同じくイスタンブールにて)。これによりトルコが年次総会を2度主催した唯一の国となります。過去の開催地の全リスト*は、年次総会ウェブサイト*をご参照ください。
今年の年次総会には約1万3,000人が参加する予定です。参加者は、総務、総務代理とその一行、また、経済協力開発機構(OECD)や石油輸出国機構(OPEC)を含む多くの国際機関からのオブザーバー、金融安定理事会などの金融関連機関・団体の代表、その他、報道陣、シビルソサエティの代表者、など参加者は多岐にわたっています。世界銀行とIMFは、年次総会の開催に向けトルコ政府当局と密接に協力すると共に、年次総会の各種関連イベントへの様々な関係者の参加を促しています。
議題
IMFCはIMFの総務会に対し勧告を行う他、世界経済の見通し並びに金融市場の発展、その他IMFの任務の範囲内で緊急を要する事項について協議を行います。合同開発委員会は、世界銀行とIMFの総務会に対し、開発関連の重要事項や途上国の経済発展の促進に必要な財源について助言します。それぞれの会議終了の際には声明が発表され、その後記者会見が行われます。詳細は年次総会のイベントスケジュール*をご参照ください。
これらの会合の後、主催国政府、各機関の代表、世界銀行・IMFの総務らによる演説が行われる総会が開かれます。
その他イベントについて
G-20、G-7、G-24などの様々な国家間グループも、年次総会を前に会議を行います。詳細は、委員会・グループ・クラブに関するガイド*をご参照ください。
IMF専務理事並びに世界銀行総裁による主要な記者会見に加え、両機関の幹部が、世界及び各地域の経済見通しやその他時事問題について記者会見やセミナーを行います。詳細についてはプレス・スケジュール*をご参照ください。
10月3日から5日に、同じくイスタンブールで開催されるセミナー・プログラムは、世界経済と金融の安定に関する目下の課題についての掘り下げた議論がなされる機会となっています。同プログラムは、世界中の民間企業の幹部や、ハイレベルの政策当局者、その他国際開発・金融分野のリーダーが集い、世界経済における協力強化に向け議論を交わす最高峰の世界フォーラムと言えます。詳細は、セミナープログラム*をご参照ください。10月4日にはトルコ銀行協会共催の、ペール・ヤコブソン講義にケマル・デルビシュ氏を迎えます。
また、10月3日から6日にはシビルソサエティ政策フォーラムが行われます。同フォーラムは、世界銀行・IMFスタッフ、シビルソサエティ(市民団体・組織)代表、政府当局者などが、年次総会で議論されている重要な事項について政策討論を行う多数のセッションから構成されています。その中には、IMF主催のセッションもあれば、世界銀行やシビルソサエティが主催するセッションもあります。認可を受けているシビルソサエティの代表は、プログラム・セミナーに参加し、報道関係者や、政策当局者あるいはIMF・世界銀行スタッフと交流することができます。詳細は、世界銀行のシビルソサエティ・ウェブサイト*を参照ください。
* リンク先の資料は、現在のところ英文のみ閲覧可能

