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IMF に つ い て |
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委員会、グループ、クラブに関するガイド 2003年4月 このファクトシートは、IMFの仕事に密接に関係する活動を行っている、または行ったことのある下記の委員会、グループ、クラブに関する情報を提供するものです。
国際通貨金融委員会 国際通貨金融委員会(IMFC)は、1999年9月30日、IMF総会の議決によって、1974年に設立された国際通貨システムに関する総務会の暫定委員会(通称暫定委員会)に代わるものとして設立されました。この変更は、総会の主要な諮問委員会の役割強化を意味するものでした。加えて、委員の代表(代理)による準備会議の設置に関する明確な規定が導入されました。暫定委員会同様、IMFCは通常年2回、9月もしくは10月の世銀とIMFの総会前と3月もしくは4月のスプリング・ミーティングと呼ばれるものに合わせて開催されます。 暫定委員会同様、IMFCの任務は、総務会の機能でもある、調整プロセスの運営を含む国際通貨金融システムの管理及び適合の監督、それに関連してグローバルな流動性の展開と開発途上国への資源移転状況の点検、IMF協定の修正に関する理事会提案の審議、システムの脅威となり得る撹乱要因への対応などに関連する事項について、総務会に助言と報告行うことです。 IMFCのメンバーは、IMFの総務(一般的には蔵相または中央銀行総裁)24人で構成されています。メンバー構成はIMF理事会の構成を反映しており、理事任命権を持つ加盟国と、理事を選出する各加盟国グループがIMFCのメンバーを任命します。現在、委員長はイギリスの蔵相、ゴードン・ブラウン氏です。世界銀行を含む多くの機関が、オブザーバーとしてIMFCの会議に参加します。
合同開発委員会 一般的に「合同開発委員会」の名で知られている、発展途上国への実質資源の移転に関する世界銀行及び国際通貨基金総務会の大臣級合同委員会は、1974年10月に設立されました。重要な開発関係問題と発展途上国における経済発展の促進に必要な金融資源についての助言をIMFと世界銀行の総務会に対して行うことが、その目的です。ここ数年、委員会はその使命について、伝統的な開発問題に加え、通商とグローバルな環境問題を含むとの解釈をとってきました。この委員会は、(IMFC同様)通常年2回開催されます。 開発委員会のメンバーは24名(通常は蔵相または開発相)からなり、合同でIMFと世界銀行の全加盟国を代表します。各メンバーは、世界銀行やIMFの理事会のメンバーを任命する権限を持つ国または複数国からなるグループによって、2年を任期として任命されます。なお、現在の委員長は、南アフリカ蔵相トレバー・マニュエル氏です。
金融安定化フォーラム 1998年10月、G7の蔵相は、当時ドイツ中央銀行総裁であったハンス・ティートマイヤー氏に、国際金融システムの安定向上を促進しようと、金融市場監督分野での協力と国別及び国際的監督機関と国際金融機関の間での、サーベイランスの強化に関して勧告する報告書の作成を委託しました。G7の蔵相と中央銀行総裁は、1999年2月、金融安定化フォーラム(FSF) 設立の勧告を含め、報告書を承認しました。FSFの目標には、金融市場機能の改善、金融安定維持を担当する当局間の情報交換と国際協力の強化が含まれます。FSFは1999年4月に初回会合を持ち、以降半年毎に開催されています。FSFは1999年9月、IMFCのオブザーバーとなりました。 開設以来、国際決済銀行(BIS)の総支配人アンドリュー・クロケット氏が個人資格でFSFの議長を務めてきました。メンバーは、11の重要国際金融センター所在地(オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、イタリア、日本、オランダ、シンガポール、イギリス、アメリカ)の金融安定化を担当する各国の高級官僚26人、4つの国際金融機関(国際決済銀行、IMF、経済協力開発機構、世界銀行)の上級代表6人、3つの国際規制監督機関(バーゼル銀行監督委員会、証券取引委員会国際機構、保険監督者国際機構)の上級代表7人、中央銀行専門家の二つの委員会(グローバル金融システム委員会、支払い決済システム委員会)の代表各1人、そして議長の合計42人です。 金融安定化フォーラムのホームページアドレスは http://www.fsforum.org. です。
5カ国グループ 主要工業国5カ国グループ(G5)は1970年代半ば、フランス、ドイツ、日本、イギリス、アメリカの経済政策の調和をとるために設立されました。(これらの国々の通貨がSDRの構成要素になっています。1)G5 は1985年のプラザ合意までは、主要工業国間の主な政策協調グループでしたが、その後は7カ国グループ(G7)に取って代わられました。 7カ国グループ 7カ国グループ(G7)主要工業国は1975年以来、経済サミット(首脳会議)を毎年開催してきました。蔵相及び中央銀行総裁レベルでは、1986〜87年の間、特にG5にカナダを加えて合意し、その後G7 が承認した1987年のルーブル合意の後、G7が主な政策協調グループとしてG5を引き継ぎました。1987年以降は、G7蔵相及び中央銀行総裁は、世界経済の進展をモニターし、政策を検討するため、最低半年ごとに会議を重ねてきました。通常IMF専務理事が、招待ベースで、G7蔵相及び中央銀行総裁のサーベイランスの討議に参加します。
8カ国グループ G8(時に「Political 8」または「P8」としても知られる)は、1994年、ロシアが初めてG7のナポリサミットに、部分参加した際に創設されました。1997年に再び、G7経済サミットの終了後、政治討議のためロシアがデンバー8カ国サミットに参加しました。1998年のバーミンガムサミットでは、ロシアはレギュラーメンバーとして参加し、これが今の8カ国グループ(G8)の始まりです。しかし、経済及び金融問題についての主要工業国間の討議は引き続きG7で行われ、G7とG8はコミュニケも別々に発表してきました。
10カ国グループ 10カ国グループ(G10)は、「一般借入取極(GAB)」2への参加に同意した国のグループを指します。GABは1962年、ベルギー、カナダ、フランス、イタリア、日本、オランダ、イギリス、アメリカのIMF加盟国8カ国の政府とドイツ及びスウェーデンの中央銀行が、参加国による引き出しと、ある条件のもとでは非参加国の引き出しに備えるためにIMFに資金を提供することに同意した時に成立しました。GABは1964年、当時IMF加盟国ではなかったスイスの関与によって強化されましたが、G10 の名称は据え置かれました。国際決済銀行(BIS)、ヨーロッパ委員会、IMF、OECDの4つの国際組織がG10の活動の正式オブザーバーになっています。
15カ国グループ G15は、1989年9月、旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードで開催の、第9回非同盟諸国首脳会議で設立されました。ラテンアメリカ、アフリカ、アジア諸国で構成され、成長と繁栄の増進を共通目標としました。G15は、投資、通商、技術の分野における、発展途上国間の協力に焦点を合わせています。G15のメンバー数は17カ国に拡大しましたが、名称は据え置かれました。
20カ国グループ 33カ国グループ(後述)に取って代わった20カ国グループ(G20)については、1999年6月のG7ケルンサミットで話が出ていましたが、正式な設立は、1999年9月26日のG7蔵相会議でのことでした。初回会議は1999年12月15〜16日、ベルリンで開催されました。G20 は国際金融システム関連事項についての協力と協議の新しい場として作られたものです。このグループは、主要工業国及び新興市場諸国の間の、国際金融安定化促進に関連する政策問題の協議を研究、評価、促進するとともに、単一の組織の責任範囲を超える諸問題に取り組むことを目指しています。 G20のメンバーは、G7の蔵相及び中央銀行総裁、他の主要12カ国、欧州連合委員長(G7メンバーではない場合)、欧州中央銀行、IMF専務理事、IMFC委員長、世界銀行総裁、開発委員会委員長で構成されます。メキシコ蔵相フランシスコ・ジル・ディアス氏がG20の現在の議長です。
22カ国グループ G22(「Willard Group」とも呼ばれる)の暫定的な形での設立は1997年11月、バンクーバーでの会議の際、クリントン大統領及び他のAPEC諸国のリーダー達によって発表されました。この発表は、グローバルな金融システムのアーキテクチャー改革推進のため、蔵相及び中央銀行総裁による会議開催に合意が成立したことを受けて行われたものです。G22はG7工業国及び他の15カ国(アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、香港特別行政区、インド、インドネシア、韓国、マレーシア、メキシコ、ポーランド、ロシア、シンガポール、南アフリカ、タイ)の蔵相及び中央銀行総裁で構成されました。1998年4月16日ワシントンで開催の初会合では、国際金融システムの安定とグローバルな資本市場の機能に関連する問題の検証を行いました。このグループは最初33カ国グループ(G33)に、次いで20カ国グループ(G20)に改組されました。 24カ国グループ G77の分科会の一つである24カ国グループ(G24)は、1971年、国際通貨及び開発金融問題に関する発展途上国の立場を調整し、国際通貨関連事項に関する交渉において、その利害が十分に代弁されることを目的として設立されました。正式には「国際通貨及び開発案件に関する24カ国政府間グループ」と称されるこのグループは、IMF所属の機関ではありませんが、IMFが事務局としての業務を提供しています。このグループの会議は通常年2回、IMFCと合同開発委員会の会議の前に開催され、発展途上国である加盟国が、議題になっている項目について、事前に協議できる機会を提供しています。中国は1981年のガボン会議以降、「特別招致国」となっています。G24の現在の議長は、レバノン財務大臣ファウアド・シニオラ氏です。 G24のホームページアドレスは http://www.g24.org. です。
30カ国グループ 1978年設立のG30は民間及び公共部門と学界の有識経験者から成る、民間非営利の、国際組織です。その目的は、国際経済及び金融問題の理解を深め、政策意思決定の国際的影響を調査し、重要問題に対する政策の選択肢を吟味することです。メンバーは年2回、全体会議を開いて経済、金融、政策の各面での進展について話し合います。諸団体、銀行、企業、中央銀行、一般個人がG30の運営資金を拠出しています。 G30のホームページアドレスは www.group30.org. です。 33カ国グループ G33は、1999年始めにグループ22に改組し、同年中にグループ20に再編しました。国際金融アーキテクチャーに関する、33カ国グループのセミナーが数回、G7蔵相・中央銀行総裁が主催しました。初会合は1999年3月11日、ドイツのボンで開かれました。 33カ国グループの構成は、それぞれアルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コートジボアール、エジプト、フランス、ドイツ、香港特別行政区、インド、インドネシア、イタリア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、モロッコ、オランダ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、タイ、トルコ、イギリス、アメリカの蔵相・中央銀行総裁です。 グループ77 G77は1964年6月15日、ジュネーブで開催の国連貿易開発会議(UNCTAD)の第1回会合の終わりに発せられた、「77カ国共同宣言」によって設立されました。設立の目的は、参加国の集団的な経済的利益の明確化と促進、国連システムの中での、全主要国際経済問題に関する共同交渉力の強化にありました。G77のメンバー数は133カ国に拡大しましたが、歴史的な意味合いを尊重して、その名称は据え置かれました。 G−77のホームページアドレスは http://www.g77.org. です。
クラブ ロンドンクラブ ロンドンクラブは、債務国政府に対する返済請求交渉を行うために行動を共にする商業銀行の非公式グループです。 パリクラブ パリクラブは、返済困難に直面する債務国のための解決策を考える、大多数が工業国の、債権国政府による非公式グループです。パリクラブ債権国は、債務の返済繰り延べに関する合意を行います。パリクラブは法的基盤を持ちませんが、そのメンバー達は、債務返済繰り延べについて、協調合意の迅速で効率的な達成を可能にするために、ルールや原則を作り、それに従うことに同意しています。この自発的な集まりの成立は、アルゼンチンが公的債権者とのパリでの会議に同意した1956年に遡ります。それ以来、パリクラブとそれに関連してその都度作られるグループは、76の債務国を対象に、300以上の合意を達成しました。パリクラブは通常、IMFが支援するプログラムを持つことを、債務返済繰り延べ対象となる資格要件としているため、パリクラブとIMFは幅広い接触を保っています。 パリクラブのホームページアドレスは http://www.clubdeparis.org. です。 1詳細情報については、ファクトシート、 Strengthening the International Financial Architecture: Sovereign Debt Restructuring Mechanism (SDRM) 「特別引出権(SDR)」参照。 2詳細情報については、ファクトシート、 The General Arrangements to Borrow (GAB) The New Arrangements to Borrow (NAB) 「一般借入取極(GAB)新規借入取極(NAB)」参照。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||