## 拡大クレジットファシリティ（ECF）

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### 目的
- PRGTを利用する資格を持ち、国際収支上の問題が長期化している低所得国（LICs）に対し、中期の金融支援を提供する制度である。  
- 強力で持続的な貧困削減・成長と一致する、安定した持続可能なマクロ経済ポジションに向け、大幅な進展を促すプログラムを実施するための支援を提供する。  
- 国外からの援助を促進することを目的とする。

### 適格国
- PRGTを利用する資格を持ち、国際収支上の問題が長期化している（内在するマクロ経済の不均衡を解消するために、中・長期的な取り組みが必要と予想される状況）すべての国が対象。

### コンディショナリティ（条件）
- 経済プログラムは、強力で持続的な貧困削減・成長と一致する、安定した持続可能なマクロ経済ポジションに向けた成長を目指す政策を含む必要がある。  
- プログラムは当該国独自の開発戦略と一致し、貧困削減・成長の目標に向けて前進することを目指す内容であるべきである。  
- コンディショナリティは、プログラムの目標を達成するうえで重要な政策措置に重点を置いており、通常は以下で構成される:  
  - 事前措置  
  - 定量的条件（パフォーマンス基準と指標ターゲット）  
  - 構造的ベンチマーク

### 貧困削減・成長戦略（PRGS）
- 2回目以降の審査を完了するには、IMF理事会に対し貧困削減・成長戦略（PRGS）を提出する必要がある。  
- PRGSでは、成長と貧困削減を支援するマクロ経済政策・構造政策・社会政策と、関連する対外資金調達ニーズ、および主要な財源を明確にする。  
- 脆弱性などが原因で制度面での能力が限られているために2回目のECF審査までにPRGSの要件を満たすことができない場合には、期間延長を要請することができる。

### 審査手順
- IMF理事会は、プログラムの進捗（特に定量的条件と構造的ベンチマーク）について、通常６か月ごとに審査する。

### 条件・契約期間などの主要統計
- 期間: 3～5年、最長5年  
- 返済期間: 猶予期間5年半、満期10年  
- 金利: 現在はゼロ

### 利用枠（PRGTに関する利用限度）
- PRGTの利用限度は年間でクォータの145％。  
- 譲許的融資は返済予定の金額を差し引いた累計利用限度がクォータの435％。  
- 例外的状況においては、厳格な年間・累計利用限度を設けることなく、上限を引き上げることができる。ただし、PRGTの例外的利用基準を満たしていることが条件となる。  
- ECF取極の満了・キャンセル・終了後に、追加ECF取極を承認することもあり得る。

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_Source: https://www.imf.org/-/media/files/factsheets/japanese/ecfj.pdf_
