## 政策調整インストルメント（PCI）

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### 目的と支援内容
- PCIは、すべてのIMF加盟国が利用できる非融資支援制度であり、より緊密な対話とIMFによる政策の是認を通じて加盟国の改革コミットメントを示し、他の資金源からの資金調達を促すことを目的とする。
- PCIは高次クレジット・トランシュ（UCT）の非融資支援制度として設計されている。
- PCIが加盟国を支援する方法:
  - 危機を防ぎ外的ショックに対するバッファーを構築する。
  - マクロ経済の安定性を強化する。
  - マクロ経済上の不均衡に対処するマクロ経済政策を設計・導入することで、経済改革アジェンダへのコミットメントを示す（地域レベルの金融取極を含む）。
  - 公的債権者や民間部門からの資金調達を促す。

### 適格国
- PCI承認の時点で現在または将来の国際収支上のニーズをカバーするために一般資金勘定（GRA）もしくは貧困削減・成長トラスト（PRGT）の下でIMFから融資を受ける必要がなく、GRAやPRGT、強靭性・持続可能性トラスト（RST）の下でIMFに対する未履行の金融債務がないすべての加盟国が対象。

### コンディショナリティと審査方法
- 政策は、IMFの融資取極めが支援するプログラムで適用されるものと同じ基準を満たす必要がある（コンディショナリティ）。
- 審査の実施スケジュール:
  - 固定のスケジュールで、通常は6か月ごとに審査を実施し、プログラムのパフォーマンスについて定期的なフィードバックを提供する。
  - 加盟国が期日を過ぎた政策を実施したり是正措置を講じたり、資金ギャップを埋めるために必要な資金調達を行うために、審査完了を3か月遅らせることができる。
  - 遅延がその3か月の猶予期間を超えた場合には審査を完了できなくなり、IMF職員がIMF理事会に対して中間パフォーマンスを報告する。
  - 加盟国がPCIから新たなIMF取極めに移行する際は、特定の状況において、3か月のバッファー以降も追加で30日間の猶予期間を設けて審査を完了することができる。
- 自動終了のルール:
  - 半年ごとの審査を行うPCIの場合、15か月間にわたり審査が完了しなかった場合（PCIの理事会承認時または最後に完了した審査の下での次回審査日から算出）、PCIは自動的に終了する。
  - 審査がより頻繁に行われるPCIプログラムの場合、自動終了期間は比例して短縮される（12か月未満になることはない）。
- モニタリング手法:
  - PCIでは、プログラム目標のモニタリングに審査ベースのアプローチをとっているため、未達だった目標について免除を求める必要はない。

### 融資制度との併用
- PCIが順調に進捗していれば、加盟国が国際収支上のニーズに直面した場合にIMFの資源に迅速にアクセスしやすくなる。利用に際してはIMF資源を利用する際の通常の方針を適用する。
- PCIは以下と同時に利用できる:
  - 迅速融資ツール（RFI）や迅速与信制度（RCF）に基づく緊急融資。
  - スタンバイ取極（SBA）、スタンバイ与信制度（SCF）、強靭性・持続可能性制度（RSF）に基づく取極め。
- PCIは、その他の金融取極めと同時に使用することはできない。

### 条件（期間・費用）
- 期間:
  - 標準的に2～3年だが、最短で6か月、最長で4年の期間を承認することができる。
  - 後継のPCIの数に制限はない。
- 費用:
  - PCIはIMFの技術支援の一形態として扱われる。
  - 先進国のみ、関連管理費の支払いが必要となる。

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_Source: https://www.imf.org/-/media/files/factsheets/japanese/pcij.pdf_
