## 世界が取り組むべき　緊急課題

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### 国際女性デーと現状認識
- 3月8日は国際女性デーであり、男女平等を促進するための努力を考える機会である。
- 起源は100年以上前にさかのぼるが、女性の尊重と機会の重要性は今日も変わらない。
- 現存する問題として、セクシャルハラスメントや暴力、不平等な法律、職場での不公平性が挙げられる。
- 職場では、女性の雇用、賃金、昇進が不十分であることが多い。

### 不平等の経済的・社会的影響
- 処遇が不平等か不公正であると、女性が排除され、社会や経済に生産的な個人として参画して貴重な貢献を行うことが困難になる。
- 女性が平等な機会を得られるようにするため、教育や医療サービス、安全な交通手段、ハラスメントからの法的保護、金融サービス、柔軟な働き方などが必要である。

### 政策担当者とIMFの役割
- 政策担当者は、上記のサービスや保護を利用可能にする政策を設計できる立場にある。
- 国際通貨基金（IMF）はこれらの政策措置を加盟国に推奨しており、各国政府と共に政策が女性に与える影響の検討に取り組んでいる。
- IMFは最近、女性のエンパワーメントにさらに重点を置くようになっている。これは倫理的な配慮だけでなく、マクロ経済の安定と包摂的な成長という観点から重要である。

### IMFの試算と具体的な経済効果（数値）
- IMFの新しい試算によると、調査対象国中、男女平等の面で下位半数となった国々では雇用の男女格差解消によってGDPが平均で35%増加する可能性がある。
- 増加分のうち7～8%ポイントはジェンダー多様性がもたらす生産性改善によるものである。
- 企業の経営上層部や取締役会において、その構成人数を変えずに女性の数を1人増やせば、総資産利益率が0.08～0.13%上がることがわかっている。
- IMFの加盟国189か国はこれらの課題に直面している。

### 追加の示唆
- 銀行や金融監督当局が幹部職員の女性率を高めれば、銀行部門の安定性も増す可能性がある。
- 女性のエンパワーメントは、公正さや多様性を大切にするすべての人にとって世界的な急務であり、各国の生産性、成長、包摂性を高める上で喫緊の問題である。
- 女性のエンパワーメントを実現できると、誰にとってもプラスになる。

*クリスティーヌ・ラガルドは国際通貨基金（IMF）の専務理事。*

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