## 第2章　国際金融安定性報告書（2026年4月）第2章概要

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### 概要と分析の対象
- テーマ：新興市場への資本フロー：グローバルなノンバンク金融仲介機関の役割
- 手法：グローバルなノンバンク金融仲介機関の国境を超えた保有資産の詳細データを使用した斬新で包括的な分析
- 目的：世界的な金融ショックが証券投資フローを通じて新興市場へいかに伝播するかを明らかにし、資本フローのボラティリティに対する頑健性を強化する政策の選択肢を概説する

### 主要な所見（発見）
- 世界金融危機以降、新興市場への証券投資のフローは、ノンバンク金融仲介機関に大きくけん引されて急拡大した。
- こうした資本流入の便益：
  - 金融市場の発展や深化を促進
  - 資金調達機会を拡大
- こうした資本流入の課題：
  - 現地市場がグローバルなリスクセンチメントの変化に対して敏感に反応しやすくなる
- 2008年の世界金融危機は、国際的な銀行融資と証券投資フローに関するグローバルなリスクセンチメントへの相対的な感応度の転換期となった。
  - 危機以降、国境を超える銀行融資はグローバルリスクの変化に影響を受けにくくなった（危機後の規制改革で銀行のリスクテイク能力が抑制されたことが一因）。
  - 証券投資フローは危機以降もグローバルなリスク環境の変化に敏感に反応している。
  - この感応度は先進国と比較して新興市場で顕著であり、特に以下の国で強く見られる：
    - 制度が脆弱な国
    - 外貨準備バッファーが不十分な国
    - 公的債務の対GDP比が高い国

### ノンバンク金融仲介機関内の差異
- 投資主体による感応度の差：
  - ヘッジファンドや投資ファンドは他のノンバンク金融仲介機関よりもグローバルリスクの変化に強く反応する。
  - 投資ファンド部門の中でも、パッシブ型のミューチュアルファンドと上場投資信託は感応度が最も高い。
- リスクに敏感な投資主体へ依存している国が直面する可能性のある影響：
  - 債券発行の縮小
  - 国債・社債のスプレッド拡大
  - 金融環境の厳しい引き締めによるマクロ金融の安定性への悪影響

### 政策上の含意・推奨
- 政策決定における重要な考慮事項：
  - ノンバンク金融仲介機関の投資主体の内訳を政策判断に反映させること
- 新興市場向けの主要提言（特にリスクに敏感な投資主体に依存している国向け）：
  - 制度の質を強化すること
  - 頑健な財政バッファーや対外バッファーを構築すること
  - IMFの「統合的な政策枠組み（IPF)」に沿った積極的なリスク管理を追求すること
  - システム全体のストレステストを実施し、資本フローの急激な逆流に対する金融システムの頑健性を評価すること
  - 十分な資本・流動性バッファーを金融機関に維持させること
  - 規制ギャップやデータギャップを解消するための国際協調を強化すること（グローバルな金融ショックの波及や増幅を抑えるために不可欠）

### 新興市場での新たな注目点
- プライベートクレジット市場とステーブルコインの急拡大：
  - 規制対象の金融機関と相互連関性が強い場合には、相応の監視を継続的に行う必要がある。

### 補足
- 報告書全文は、こちらの英語版をご参照ください。

*出典：内閣資料（第2章概要、国際金融安定性報告書 2026年4月 第2章）*

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