## 2026年4月 「国際金融安定性報告書 」

_Global Financial Stability Report, April 2026_

## Source details

**Canonical URL:** [2026年4月 「国際金融安定性報告書 」](https://www.imf.org/ja/publications/gfsr/issues/2026/04/14/global-financial-stability-report-april-2026)

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## Bibliographic details
- Published: April 14, 2026

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### 概要と主要メッセージ
- 2026年4月の「国際金融安定性報告書（GFSR）」は、中東での戦争の最中に高まる金融安定性リスクを評価している。
- 報告は、複数の増幅経路が国際金融システムの頑健性を試し得ること、及び国際金融安定性を守るために果断な政策対応が必要であることを強調している。
- 国際金融安定性に関するリスクは高い水準にある。

### 第1章：国際金融市場は、中東での戦争とショック増幅リスクに直面している（主要所見）
- 金融市場は、インフレ圧力の再燃や金融環境がさらにタイト化するリスクの高まりの中で、今も続く中東での戦争に影響されている。
- 2月末以降、エネルギー価格の上昇に加えて、インフレ期待や政策金利の予想が上方改定されたことを反映し、次の動きが観察された：
  - 株価が下落
  - 債券利回りが上昇
- 新興国市場の資産は、一次産品輸入国と脆弱国を中心に相対的に大きな影響を受けている。
- 市場の機能は秩序を保っているが、リスクは非対称的であり、紛争が長期化すれば悪化する恐れがある。

### 第1章：増幅経路と脆弱性
- 公的債務増大と短期債への依存拡大により、中核的なソブリン債市場における借り換えリスクが高まっている。
- ソブリンと銀行の連関に関する懸念が再燃する危険がある。
- 新興国市場では、キャリートレードの巻き戻しと資本流出により通貨への圧力が増幅する可能性がある。
- ノンバンク金融仲介機関（ヘッジファンド、レバレッジ型上場投資信託（ETF）など）におけるレバレッジ上昇は、強制的なレバレッジ解消や流動性のひっ迫を通じてボラティリティを増幅させる可能性がある。
- 株式市場では、AI関連企業を中心とする株価の過大評価と資金の集中が下振れリスクを高めている。
- プライベートクレジットの流動性ミスマッチは限定的だが、借り手のひっ迫やリテール向けエクスポージャーの拡大が流動性の低めのファンドにとって試練となる可能性がある。
- 頻度を増す供給ショックは、株式と債券のヘッジ関係を弱め、セルオフが同時に起こるリスクを高めている。

### 第1章：政策的含意（推奨行動）
- 頑健性を強化するために断固とした行動を取るべきである。優先課題として以下を挙げる：
  - 流動性ファシリティと資金調達ファシリティの実行体制の整備
  - 実際のインフレ率からインフレ期待への波及効果の監視
  - 中央銀行と監督ガバナンスの強化
  - 新興国市場の政策枠組みの強化
  - 公的債務の持続可能な軌道への回帰
  - バーゼルIII導入の完了
  - ノンバンクの監督の改善
  - 法域を越えたデータ共有の強化

### 第2章：新興市場への資本フロー — グローバルなノンバンク金融仲介機関の役割（主要所見）
- 世界金融危機以降、新興市場には主にノンバンク金融仲介機関を通して相当な規模の証券投資フローが流入している。
- こうした資本流入は新興市場に機会をもたらすが、グローバルなリスクセンチメントの変化に対して現地市場が敏感に反応しやすくなるという課題がある。
- 高い債務水準、少ない外貨準備、制度面の弱さなどの脆弱性を抱えている国で特に顕著である。

### 第2章：ノンバンク機関別の感応度と政策含意
- ノンバンク金融仲介機関の中で、グローバルリスクに対する感応度は投資主体によって大きく異なる：
  - ヘッジファンドや投資ファンドは他のノンバンク機関よりもグローバルリスク変化に強く反応する。
  - 投資ファンド部門ではパッシブ型のミューチュアルファンドと上場投資信託が感応度が最も高い。
- リスクに敏感な投資主体へ頼りがちな国は、グローバル市場がストレスにさらされた際に金融環境の厳しい引き締めに直面し、マクロ金融の安定性に悪影響を受ける。

### 第2章：対策と国際協調の必要性
- 国際的な証券投資フローのボラティリティを低減させるため、特にリスクに敏感な投資主体に依存している国を中心に次を推奨する：
  - マクロ経済のファンダメンタルズと制度の質の強化
  - 頑健な財政バッファーや対外バッファーの構築
  - IMFの「統合的な政策枠組み（IPF) 」に沿った積極的なリスク管理の追求
- 規制ギャップを埋め、ショックの伝播を抑え、データギャップを解消するには国際協調が不可欠である。
- 新興市場で急拡大しているプライベートクレジット市場とステーブルコインについては継続的な相応の監視が必要である。

*出典：2026年4月「国際金融安定性報告書（GFSR）」日本語ページ*

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- **国際金融安定性報告書, 2026年4月, 第2章「新興市場への資本フロー：  グローバルなノンバンク金融仲介機関の役割」**
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  - [国際金融安定性報告書, 2026年4月, 第2章「新興市場への資本フロー：  グローバルなノンバンク金融仲介機関の役割」 (PDF)](/-/media/files/publications/gfsr/2026/april/japanese/ch2sum.pdf){rel="external" type="application/pdf"}
- **Executive Summary**
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## References

- [第1章ブログ](https://www.imf.org/ja/blogs/articles/2026/04/14/war-in-the-middle-east-challenges-global-financial-stability)
- [第2章ブログ](https://www.imf.org/ja/blogs/articles/2026/04/07/as-emerging-markets-attract-more-nonbank-capital-they-also-face-new-challenges)

_Source: https://www.imf.org/ja/publications/gfsr/issues/2026/04/14/global-financial-stability-report-april-2026_
