迅速与信制度(RCF)
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- Published: August 11, 2023
目的
- 迅速与信制度(RCF)は、緊急を要する国際収支上のニーズに直面する低所得国向け金融支援を迅速かつ譲許的に提供する制度である。
- RCFは、貧困削減・成長トラスト(PRGT)の下に設けられ、危機の際なども含め、低所得国の多様なニーズに合わせて柔軟な金融支援を提供する。
- 対応対象例(制度の趣旨):
- 当該ニーズが一過性で限定的な性質のものであるため完全な経済プログラムが必要ない状況。
- 政策実施に能力的制約があり、完全な経済プログラムが可能でない状況。
- 国外からの援助を促進する助けとなり得る政策支援の提供。
適格国
- 低所得国が対象であることが明示されている(RCFは低所得国向けの支援制度である)。
融資枠(利用限度・特別枠の概要)
- 外因性ショック枠:
- 対象:突然の外因性ショックに起因する緊急を要する国際収支上のニーズ。
- 年間上限:クォータの50%まで。
- 累計上限:150%まで。
- 食料ショック枠を利用する場合は累計利用限度がクォータの175%となる。
- 大型自然災害枠:
- 対象:自然災害によってGDPの20%に相当するかそれを上回る規模の損害が出たと評価され、国際収支上の緊急なニーズが生じている場合。
- 年間上限:クォータの80%まで。
- 累計上限:183.33%まで。
- 食料ショック枠:
- 対象:深刻な食料不安、急激な食料や肥料の輸入価格高騰、穀物輸出ショックによる国際収支上の緊急のニーズ。
- 期間限定措置:2022年9月30日から2023年9月29日までの12か月間はクォータの50%までを上限として利用可能。
- 特記:食料ショック枠は、その他の支援枠の年間利用限度額に追加して利用できる。
コンディショナリティ(条件)
- 経済政策は国際収支の根本的な問題に対処することを目的とし、当該国の貧困削減・成長の目標を支えるものでなくてはならない。
- 詳細は「コンディショナリティ」を参照することが示されている。
審査手順・利用回数に関する条件
- 国際収支上のニーズが突然の外因性ショックを主因とする場合、または支援要請前に適切なマクロ経済政策を半年間実施した実績がある国(IMFスタッフ・モニタード・プログラムを通じたものなど)は、次の利用制限が適用される:
- 3年以内に繰り返し利用することができる。
- 12か月以内の融資提供は2回まで。
- 食料ショック枠に基づく融資は、上記の2回の融資回数制限に加算されない。
条件(返済期間・金利等)
- 文中に「返済期間」「金利」「利用枠」という見出しが示されているが、具体的数値や利率等の詳細は本文に含まれていない(「条件」セクションの見出しのみ記載)。
Content in this bundle
- The Rapid Credit Facility
- ラピッド・クレジット・ファシリティ(RCF)
References