目的 |
加盟国の短期的な資金に関する調整政策を支援することで、加盟国の対外的な金融ニーズに柔軟に対応します。 |
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適格国 |
顕在化した、見込まれる、または潜在的な国際収支上のニーズがある全ての加盟国。先進国や新興市場国で多く利用されますが、低所得国がスタンドバイ・クレジット・ファシリティ(SCF)と併用してSBAを利用することもあります。 |
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コンディショナリティ |
加盟国の経済政策が、資金を求めるに至った問題に対処している必要があります。 |
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パフォーマンス基準など諸条件の遵守を前提に提供します。プログラムの目的を達成する上で重要な構造的施策の実施状況は、ベンチマークを含めて総合的に評価します。詳細はコンディショナリティをご覧ください。 |
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審査手順 |
IMFのリソースはトランシュ(段階)ごとにアクセスすることになるため、政策とプログラムの実施状況を定期的に審査します。IMF理事会定期的にプログラムのパフォーマンスを評価し、経済発展に適応するように調整することができます。 |
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条件 |
期間 |
柔軟。通常12~24か月で36か月以下。 |
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返済期間 |
3年3か月から5年。四半期ごとの分割払いで8回に分けて毎回同額を返済します。返済は各提供日の3年3か月後から開始します。 |
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金利 |
融資金利は以下によって構成されています。
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融資資金には、各12か月間の期首に、その期間中に引き出し可能な金額に対して課せられるコミットメント手数料が適用されます(コミットメント額に対し、クォータの115%未満については15ベーシスポイント、クォータの115%超575%未満の部分に対しては30ベーシスポイント、クォータの575%超の部分に対しては60ベーシスポイント)。手数料は、当該期間中に引き出しが行われた場合、日割りで返金されます。融資を全額引き出した場合、手数料は全額返金されますが、引き出しがなかった場合、手数料は返金されません。 |
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引き出し額に対して、50ベーシスポイントのサービスチャージがかかります。 |
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利用枠 |
融資額と提供のタイミングは柔軟です。
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予防的アクセス。 非常に大きい潜在的な融資の必要性に直面している加盟国が、承認された額を引き出す意図はないものの、必要な場合には引き出せるオプションを保持する高アクセス予防的取極(HAPAs)です。 |
更新は 2023年3月でした