𠮷田昭彦
国際通貨基金アジア太平洋地域事務所長2022年12月1日にIMFアジア太平洋地域事務所(OAP)所長に就任。日本政府で長年にわたる卓越したキャリアを持ち、副財務官、国際局審議官(いずれも財務省)、金融庁国際担当参事官などの要職を歴任した。財務省在任中に為替市場課長、国際機構課長、開発政策課長、地域協力課長などを務め、G7、G20、ASEAN+3との関係を取り仕切った経験を通じ、アジア太平洋地域内外に幅広い人的ネットワークを築いている。国際経済政策の諸課題につき幅広い経験を有し、様々な職責において国際会議での日本代表を務めた。
これらに先立つ2009年から2013年にかけて、IMFワシントン本部のアジア太平洋局(APD)に局長補佐として在籍。太平洋諸国へのIMF代表団長を務めたほか、アジア太平洋地域の能力構築戦略の策定に従事。現在はIMFタイ能力開発オフィス(CDOT)と呼ばれている、在バンコクのIMF技術支援オフィス立ち上げ(2012年)にも中心的な役割を果たした。
東京都出身、日本国籍。東京大学法学部卒業、米プリンストン大学にて公共経営修士号(MPA)を取得。妻と二男。
最終更新日:2022年12月1日