女性の経済的エンパワーメントに関するハイレベルパネル (HLP) での発言

2017年9月19日

 1年前、私は5つのお約束をさせていただきました。本日は、そのお約束をIMFがいかに実行しているかについて、ご報告申し上げたいと存じます。キーワードは「行動」です。

約束1 : 女性の労働参加を支援するため、分析 及び 政策助言を強化する

 IMFはジェンダーに焦点を当てた協議を27か国と行い、完了させました。さらに13か国との協議を継続中です。ニジェールとヨルダン、エジプトでは、IMFが支援するプログラムに女性のエンパワーメントを目的とした施策が盛り込まれています。施策例としては、総合的なジェンダー開発計画、公立の保育園、より安全な公共交通機関が挙げられます。

約束 2: 女性の 金融 アクセス拡大を支援するため 、データギャップに対処する

 昨年、IMFの金融アクセスサーベイは28か国でのジェンダー別データを検証しました。今年は関係国全てで利用可能性を調査しています。近くにIMFが公表する予定の調査では、140か国を対象に、女性が融資を受けやすくするための主要施策を特定中です。

約束 3: ジェンダー予算に関する作業 推進す

 イギリスの支援を受けて、IMFは公共財政管理分野での能力開発支援にジェンダー予算を取り入れています。例えば、カンボジアやウクライナなどが対象です。また、G7に向けて、大規模な分析結果の紹介を行いました。世界的な認知度向上を目的に国際会議も開催しました。

約束 4: 法的制約 是正に貢献 する

 IMFはラテンアメリカ及びカリブ諸国の女性たちが直面する法的障壁について新たな取り組みを始めました。一方で、各地で個別の障壁の撤廃に向けた努力を継続しました。直近の事例は、モロッコ、ニジェールやパキスタンです。

約束 5: ジェンダー不平等と経済成長 してさらなる 調査を 行う

 カナダやチリ、そしてバルカン半島でのジェンダー諸問題に関する新しい調査を行っています。また、金融業での女性のリーダーシップについても調査を開始しました。IMFは近くに、インフラ投資及び労働市場と教育における男女の平等に焦点を当てた調査を公表する予定です。

  結論ですが、5つの約束の全てにおいて、IMFは約束をしただけでなく、実行に移しています。お話した事例は、私たちの取り組みの一部に過ぎません。

 この道のりを皆さまと一緒にこれからも歩めることを楽しみにしております。

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