国際通貨基金( IMF )理事会の声明 ラガルド専務理事が 9 月 12 日付で退任 理事会は選出プロセスの迅速な開始を示唆

2019年7月16日

IMF理事会は本日、次の声明を発表した。

「本日、IMF理事会はクリスティーヌ・ラガルド専務理事が2019年9月12日付でIMFを退任されることを承諾しました。

ラガルド氏がこれまでIMFのために成し遂げた多大な貢献に対し、心からの感謝を申し上げます。IMFでは氏の功績が今後長らく感じられることでしょう。ラガルド氏の指揮の下、世界金融危機の影響とその余波など、過去に類例のない複雑かつ困難な状況を加盟国が乗り越えられるようにIMFは支援を行ってきました。

ラガルド氏の在任中、IMFはマクロ経済的に重要な一連の問題について画期的な分析を行い、その知見に基づく最先端の政策助言を通じて、全加盟国に有意義な支援を実施してまいりました。職務を見事に全うされたラガルド氏の、革新的かつ先見性のあるリーダーシップに感謝を申し上げます。

ラガルド専務理事の今回の決断を受け、IMF理事会は次期専務理事の選出プロセスを迅速に開始し、適宜報告をしてまいります。理事会は、この選出期間中に引き続き専務理事代行を務めるデビッド・リプトン筆頭副専務理事に完全なる信頼を置いています」

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