ロドリゴ・ヴァルデス

ロドリゴ・ヴァルデス

財政局長

ロドリゴ・ヴァルデスは、2025年10月末に財政局(FAD)長に就任した。チリ国籍。 

現職の前は西半球局(WHD)長を務めていた。IMFの前はチリ・カトリック大学公共政策大学院で経済学の教授を務めた。公共・民間両分野で豊富な経験を持ち、学者としても非常に高く評価されている。 チリの公共部門では16年以上にわたり経験を積み、財務省と中央銀行でさまざまな指導的地位に就いた。中銀ではリサーチディレクターやチーフエコノミストとして、金融政策報告書の作成とマクロ経済分析の監督を担当した。IMFではWHDと欧州局(EUR)の副局長を務めた経験もある。銀行部門では、BTGパクチュアルで、ブラジルを除く中南米のマクロ経済調査チームを率い、チリで唯一の国営銀行であるチリ国立銀行の取締役兼執行委員会会長を務めた。また、ニューヨークのバークレイズ・キャピタル銀行では中南米担当ディレクター兼チーフエコノミストだった。 

チリ大学で経済学学士号を、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。  

最終更新日:2025年10月