トビアズ・エイドリアン
金融資本市場局の顧問兼局長
トビアズ・エイドリアンは金融資本市場局の顧問兼局長。金融部門サーベイランスや金融政策・マクロプルーデンス政策、デジタル通貨、金融規制、銀行破綻処理、資本市場に関するIMFの取り組みの指揮を執る。また、IMF加盟国における金融制度、銀行破綻処理、中央銀行業務、通貨・為替制度、債務管理の監督・規制に関する能力開発活動を監督する。
IMFの前はニューヨーク連銀で上級副総裁と調査統計グループ副グループ長を務めた。ニューヨーク連銀では金融政策、金融安定化政策、危機管理業務に従事した。
経済学および金融分野の学術誌で論文を多数発表している。研究領域はマクロ金融、金融政策、金融安定性などに及び、特に資本市場の展開の総合的な影響に注力する。プリンストン大学とニューヨーク大学、ソウル国立大学で教鞭をとったほか、経済誌「International Journal of Central Banking」と「Annual Review of Financial Economics」の編集委員も務めた。
マサチューセッツ工科大学で経済学の博士号、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで計量経済学・数理経済学の修士号、ゲーテ大学フランクフルトでディプロマ、パリ・ドフィーヌ大学で修士号を取得。バート・ホンブルクのフンボルト高校卒業(文学・数学専攻)。
最終更新日:2025年7月10日

