ファクトシート
2012年年次総会
2012年9月
国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループは毎年、年次総会を開催します。年次総会には、各国の中央銀行総裁、財務・開発大臣、民間部門の幹部、市民社会、学界の代表などが一堂に会し、世界経済の見通し、国際金融の安定性、貧困削減、雇用と成長、経済開発、援助効果の向上といった世界的な問題について協議します。世界のメディアが広く注目する年次総会は、市民社会団体が国際レベルで政策立案者と意見交換を行い交流する機会にもなっています。
いつ、どこで、誰が?
IMFと世界銀行グループの2012年総務会年次総会は、10月12~14日、東京で開催されます。IMF及び世銀グループの総務会はそれぞれ、各加盟国を代表する総務1名から構成され、通常、財務大臣、中央銀行総裁もしくは開発担当大臣がその職務に就きます。年次総会で総務会は、両機関の今後の業務に関連する主要な政策課題を特定し、両機関の理事会がこれらを実行に移すことになります。
年次総会は通常、ワシントンDCのIMFと世銀の本部で2年続けて行われ、3年目は他の加盟国で開催されます。ワシントンDC以外の過去3回の年次総会の開催地は、イスタンブール(2009年)、シンガポール(2006年)、そしてドバイ(2003年)となっています。年次総会のこれまでの開催地のリストは、こちらのウェブサイトを参照ください。
今年の年次総会には約15,000人の参加が見込まれており、総務・総務代理、各国代表団、経済協力開発機構(OECD)や世界貿易機関(WTO)など政府間組織・機関のオブザーバー、金融安定理事会などの金融機関・組織の代表、その他の参加者や報道陣、市民社会団体の代表などが集う予定です。年次総会を開催するにあたり、IMFと世銀は開催国当局と緊密に連携し、年次総会関連のイベントへの多岐に渡る関係者の参加を実現します。
アジェンダ(課題)
年次総会は、10月12日の午前中の本会議で幕を開けます。ここでは、両機関の総務会の議長およびトップの演説が予定されています。10月12日・13日には、国際通貨金融委員会(IMFC)の会議が、また10月13日には合同開発委員会が会議を行います。IMFC はIMFの総務会に助言を行うとともに、世界経済の見通し、金融市場の動向をはじめとするIMFのマンデート(責務および権限)にかかる喫緊の課題について話し合います。一方、合同開発委員会は、世銀とIMFの総務会に対し、開発に関する重要事項、および途上国の経済開発や貧困削減の促進に不可欠な融資財源について助言を行います。これら会議を締めくくる際に、両機関の理事会の重要な指針となるコミュニケ(声明)が発表され、その後記者会見が行われます。詳細は、年次総会のイベントスケジュールを参照ください。
その他のイベント
20カ国・地域グループ*(G20)、24カ国グループ*(G24)、コモンウェルス* といった、様々なグループも年次総会の前・或いは期間中に会議を行います。詳細は、委員会、グループ、クラブ* のページを参照ください。
IMF専務理事と世銀の総裁による記者会見に加え、両機関のシニアスタッフが、世界及び地域レベルの経済見通し、その他時事問題について、プレスブリーフィングを行います。詳細は、プレススケジュールを参照ください。
10月9~14日には、世界経済、金融の安定性、及び経済開発などをめぐる現在進行形の様々な問題について徹底的な議論を行うセミナーなどが予定されています。10月10~13日にかけ行われるプログラム・オブ・セミナーズを含むこれらセミナーは、政策立案者、学界代表、市民社会、民間部門、そして開発・金融の分野のリーダーが集い、現在の世界経済・金融の問題や課題を話し合う世界の一流の場と言えます。年次総会期間中のプログラム・オブ・セミナーをはじめとするイベントのスケジュールについては、ウェブ上で確認ください。パー・ヤコブセン・レクチャーは、10月14日に開催される予定です。
10月10~13日には市民社会政策フォーラム が開催されます。このフォーラムでは、数々の政策に関する討論セッションが行われ、世銀やIMFのスタッフ、市民社会の代表、政府関係者などが参加し、年次総会で話し合われている重要課題について意見を交わします。IMF主催、世銀主催、及び市民社会団体主催のセッションが予定されています。また認定を受けた市民社会の代表は、セミナーに参加し報道陣と交流するとともに、各国政府関係者やIMF・世銀スタッフと意見交換を行うことができます。詳細は、世銀の市民社会ウェブサイト* を参照ください。
* 英語
