年次総会・春季会合
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- Published: August 10, 2023
概要
- 国際通貨基金(IMF)と世界銀行グループが毎年開催する会合であり、成長見通し、金融の安定性、貧困削減など世界経済の現状や国際的な懸念事項について協議する場である。
- 年次総会は10月に開催され、2年続けてワシントンDCで開催され、3年目は他の加盟国の都市で開催される。
- 年次総会・春季会合は世界に類のない会合であり、経済政策決定を議論するフォーラムとなっている。
- 更新は 2022年12月であった。
参加者
- 参加者には各国の中央銀行総裁、財務・開発大臣、民間部門の幹部、市民社会の代表者、研究者などが含まれる。
- 年次総会・春季会合には例年1万人以上の出席者が来場するが、ハイブリッド形式で開催されるようになり、参加者数が増え続けている。
- 出席者の構成には、総務・総務代理、各国代表団、政府間組織・機関のオブザーバー(経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)等)、金融安定理事会(FSB)などの金融機関・組織の代表、多数の報道関係者、研究者、市民社会団体の代表などが含まれる。
会議の構成と役割
- 総務会は加盟国191か国それぞれのハイレベル代表者から構成され、通常は各国の財務大臣、中央銀行総裁、または開発大臣である。
- 年次総会では各総務が本会議(プレナリー)に出席し、世界経済が直面している課題について協議する。
- 総務会は両機関の今後の業務に関連する主要な政策課題について決定を下し、その後両機関の理事会がこれを実行に移す。
- IMFの国際通貨金融委員会(IMFC)とIMF・世界銀行合同開発委員会(DC)は年次総会および毎年4月にワシントンで開催される春季会合で会合を開き、両機関の業務の進捗状況を協議する。
- IMFCは総務会に所属する25人のメンバーから構成され、IMFの業務を監視し、世界経済や金融市場の動向などIMFの責務にかかる喫緊の課題に重点を置く議論を行う。
- DCは世界銀行の総務会に対し、開発に関する重要事項および途上国の経済開発や貧困削減の促進に必要となる融資財源について助言する。
- IMFCとDCは会議を締めくくる際に、両機関の理事会の指針となる声明を発表する。
年次総会・春季会合で開催されるイベント
- グループ会議:20か国・地域グループ(G20)、24か国グループ(G24)、コモンウェルス等が年次総会・春季会合の前または期間中に閣僚級の会議を行う。
- 記者会見:IMF専務理事と世界銀行総裁による記者会見に加え、両機関のシニアスタッフが世界・地域レベルの経済見通しなど時宜にかなったテーマについて記者会見を開く。
- ハイレベルセミナーおよびハイレベル対話:政策当局や学界、市民社会、民間部門、報道陣などのリーダーが集い、今日の世界経済・金融に関する喫緊の課題を公に話し合うセミナープログラムを実施する。並行してニュー・エコノミー・フォーラム、アナリティカル・コーナー、能力開発トーク、総裁との対話などの専門家による討論が行われる。
- 市民社会フォーラム:年次総会・春季会合の開催中に市民社会政策フォーラムが開かれ、世界中から集結する市民社会代表者がIMFおよび世界銀行のスタッフ、政府関係者などと懸念事項について意見を交わす対話の場を提供する。
References