財政モニター

世界金融危機の後に財政上の課題が増していく中、国際通貨基金(IMF)のサーベイランス(政策監視)責務の中心的活動である、財政動向のマルチラテラル・サーベイランス(多国間政策監視)の重要性がますます高まっています。これを受けIMFは、2009年に財政モニター(Fiscal Monitor)を立ち上げ、財政の最新の動向を調査・分析し、危機の財政への影響や中期的財政見通しのアップデートを行うとともに、国家財政を持続可能な基盤にのせるための政策の評価に取り組んでいます。

年に2度発表される財政モニターは、IMF財政局が担当しています。財政モニターの見通しは、世界経済見通し(WEO)および国際金融安定性報告書(GFSR)と同じデータベースを基にしています。また、各国の見通しは、IMFのデスク・エコノミストが作成しますが、WEOガイドラインに従い、発表された政策が実施されることを想定したものになっています。

ページ: 1 新着情報 3 1 2 3

2023

財政モニター

2023年10月11日

2023年10月の「財政モニター」第1章は、気候変動に対処して気温上昇を抑える財政政策の適切な組み合わせを考察する。

財政モニター 2023年4月

2023年4月12日

2023年4月「財政モニター」の第1章は、パンデミック以降の変則的な経済状況が財政政策の効果にどのような影響を与えてきたかを検討した上で、最も脆弱な層を保護しつつディスインフレーションと金融の安定を支えるために政策の一貫性が必要であるとしている。

2022

財政モニター 2022年10月

2022年10月11日

2022年10月の財政モニターは、財政政策がいかにして、収入の大幅な落ち込みと大規模な失業から家計を守り経済の耐性を強められるかを探る

財政モニター 2022年4月

2022年4月13日

財政モニター 2022年4月

2021

財政モニター 2021年10月

2021年10月7日

世界が新型コロナウイルス感染症を収束させようと懸命に努める中、今もなお進展中のパンデミックが及ぼす影響に対応していくには、引き続き財政政策が重要である。

2020

2019

ページ: 1 新着情報 3 1 2 3