経済顧問兼調査局長
シルバナ・テンレイロは国際通貨基金の経済顧問兼調査局長。IMFのチーフエコノミストの役割を果たし、世界経済に関するIMFの分析・調査業務を主導する。
IMFの前は、2004年以降教職員を勤めてきたロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて、ジェームズ・E・ミード記念経済学教授を務めていた。研究対象はマクロ経済学、貨幣経済学、国際経済学、貿易、経済成長に焦点を当て、主要学術誌で論文を発表してきた。欧州経済学会の会長など、経済学会で複数の要職を歴任してきた。
テンレイロ氏は、政策立案に関する幅広い経験を有する。2017年から2023年までイングランド銀行(中央銀行)にて金融政策委員の外部委員を務めた。その前は、ボストン連邦準備銀行でエコノミストを、モーリシャス銀行(中央銀行)で金融政策委員会委員を務めた。英国学士院と計量経済学会のフェロー、米国経済学会の外国人名誉会員でもある。テンレイロ氏の研究は、ユルヨ・ヨハンソン賞、ビルギット・グローダル賞、カール・メンガー賞(金融マクロ経済学部門)、ベンハード・ハルムズ賞など、多数の国際的な賞によって高く評価されている。2024年には経済学分野への貢献が認められ英国の名誉ある称号である大英帝国勲章(CBE)のコマンダーに任命された。
アルゼンチンのトゥクマンで生まれ育ち、トゥクマン国立大学で経済学の学士号を、米ハーバード大学で経済学の修士号と博士号を取得した。アルゼンチンとイギリス、イタリアの国籍を有する。
最終更新日:2026年8月18日