長岡 隆

長岡 隆

国際通貨基金アジア太平洋地域事務所長

2025年8月20日にIMFアジア太平洋地域事務所(OAP)所長に就任。日本政府で主に金融行政分野において長年にわたる卓越したキャリアを持ち、金融庁国際担当審議官や公認会計士・監査審査会事務局長などの要職を歴任した。それ以前には企画市場局及び証券取引等監視委員会の総務課長や証券課長を務めている。国際的な経済政策・金融規制に関する諸問題につき幅広い経験を有し、様々な職責において国際会議で日本代表を務めた。それらを通じ、アジア太平洋地域を含む世界中に幅広い人的ネットワークを築いている。近年では、監査監督機関国際フォーラム(IFIAR)、国際財務報告基準財団モニタリングボード、証券監督者国際機構のアジア太平洋地域委員会等の国際組織の議長を務めた。

これらに先立つ1999年から2002年にかけて、IMFワシントン本部のアジア太平洋局(APD)にエコノミストとして在籍し、日本のほか太平洋諸国を含むアジア太平洋地域の国々の4条協議に参加した。

東京都出身、日本国籍。東京大学法学部卒業、米コロンビアビジネススクールにて経営学修士号(MBA(ベータ・ガンマ・シグマ))を取得。妻と一女。