能力開発
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- Published: November 11, 2022
能力開発とは
- IMFは技術支援と研修を提供しており、この業務は能力開発として知られ、中核機能の一翼に位置付けられている。
- 能力開発はIMF年間支出額の3分の1近くを占めている。
- 要請があればどの加盟国も活用できる、各国特有のニーズに合わせて実施される活動である。
- 能力開発は次の分野で加盟国を支援する:
- 税収の改善
- 公共財政の強化
- 金融・為替政策の現代化
- 法制度の整備
- ガバナンスの強化
- 各国がデータを収集・公表し、意思決定に活用することにも寄与している。
IMFによる能力開発の方法とその財源
- 前回の更新は 2023 年 3 月だった。
- 実施方法:
- IMF本部の職員が各国の政府関係者と対面・遠隔で面談を行う。
- IMF職員が相手国で駐在アドバイザーとして業務を遂行する。
- 地域能力開発センターによる支援ネットワークがある。
- 加盟国の政府関係者向けの対面およびオンライン研修を提供する。
- 財源:
- 外部パートナーは地域能力開発センターへの支援や、テーマ・ファンド、二国間プロジェクトなどを通じて、IMFの能力開発業務に必要な資金の半分以上を供与している。
能力開発と他の中核機能の相関性
- IMFの政策助言と融資の業務は、能力開発が最大の恩恵を生み出せる分野の特定に役立っている。
- 能力開発は加盟国によるIMF政策助言の理解度を深め、その実施を後押ししている。
監視と評価
- IMF理事会は能力開発を監督し、その影響や効果を評価している。
- 直近では、2018年11月に能力開発戦略のレビューが行われた。
- IMFは能力開発の計画策定やモニタリングの改善を図っており、これを補完する形で、技術支援や研修の評価をIMF全体で実施している。
- 評価が判断する主な向上点:
- 技術支援がマクロ経済の安定性に与えた影響
- 公共財政管理のシステムの向上
- 金融ガバナンスの強化
- 経済統計の質の向上
- 研修により政府関係者の仕事の能力が向上したかどうか
- 経済動向を分析し政策の実効性を評価する能力の改善
パンデミックが能力開発業務に与えた影響
- 新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行とそれに伴う経済の大混乱を受けて、IMFは能力開発の業務を拡大した。
- 支援実績と対応:
- 現金管理、金融監督、サイバーセキュリティなどの緊急課題に対応するため、160か国超の国を支援した。
- 税当局や予算局と連携して、加盟国が安全策や説明責任を損なうことなく企業や個人をサポートできるよう支援している。
- IMFが政策課題について発表した技術的見解書は100本近くに上る。
- YouTube上に「IMF Institute Learning Channel」を開設し、オンラインコースを拡大。政府関係者と一般人に向けた短いマイクロラーニング動画をいつでも視聴できるようにしている。
References