セーフガード評価の公表有無
セーフガード報告書については、報告書完成前に、政府機関が公式コメントを出します。セーフガード報告書の内容は機密で、IMF理事会とも共有されません。その代わりに、IMF理事会には、各国担当職員による報告書の中で、セーフガード評価結果の主要部分と提言が要約されて報告されます。また、2年ごとに、テーマ別のセーフガード活動の報告書が提出されます。
中央銀行が同意する場合、セーフガード報告書は機密情報として世界銀行と共有するほか、適切な場合には、欧州中央銀行とも共有します。また、評価対象の中央銀行の同意のもとで、IMFは情報を求めるドナー国に対し、セーフガード評価結果を機密扱いで説明することもできます。