チーマ・シンプソンベルはIMFアフリカ局のエコノミスト。以前には統計局国際収支課に勤務。2020年にIMFでの勤務を開始。ソブリン債、外貨準備、通貨同盟に関する諸問題を研究している。欧州大学院(EUI)で経済学博士号を取得。
世界の外貨準備において米ドルは、非伝統的通貨に地位を譲ってきたが、依然として優位性を保っている。
米ドルは長い間、世界市場において非常に大きな役割を果たしてきた。それは、この20年間に世界GDPに占める米国経済のシェアが縮小しつつある中でも変わっていない。
国際通貨制度においては過去60年に大きな構造的変化が見られてきたが、今も米ドルが国際準備資産通貨として圧倒的な地位を保っている